【宮本慎也のキャンプ眼】楽しく難し新戦力の見極め 投手の鉄板ポイントは/〈47〉

ゴールデングラブ賞10度の元ヤクルト宮本慎也氏(54=日刊スポーツ評論家)が、ベテラン小島信行記者との掛け合いで展開する連載「宮本慎也 もっと野球を語ろう」。今回は、宮本氏のキャンプの見方を紹介します。

プロ野球

■今回の主なトークテーマ

〈1〉2月1日キャンプイン! 醍醐味は新戦力のチェック

〈2〉新外国人、ルーキーそれぞれのチェックポイントは

〈3〉新監督のチームは…宮本流の視点で球春を楽しもう

◆宮本慎也(みやもと・しんや)1970年(昭45)11月5日、大阪府吹田市生まれ。PL学園では2年夏に甲子園優勝。同大―プリンスホテルを経て、94年ドラフト2位でヤクルト入団。ベストナイン1度、ゴールデングラブ賞10度。通算2162試合、2133安打、62本塁打、578打点、打率2割8分2厘。引退後は18、19年にヤクルト1軍ヘッドコーチ。04年アテネ五輪、06年WBC、08年北京五輪代表。現役時代は176センチ、82キロ。右投げ右打ち。


◆小島信行(おじま・のぶゆき)プロを中心とした野球報道が専門。取材歴は30年を超える。現在は主に評論家と向き合う遊軍。投球や打撃のフォームを分析する企画「解体新書」の構成担当を務める。

■「FAの人的補償で移籍先が変わる選手は気の毒」

小島中日からポスティングしていた小笠原は、ナショナルズへの移籍が決まりました。

宮本まだまだこれからくる新外国人選手もいるだろうけど、やっと落ち着いたんじゃないかな。

まあ、自分で移籍を希望した選手が遅れるのはいいけど、FAの人的補償で移籍先が変わる選手は気の毒に思えた。チャンスが増えるという見方ができる一方で、キャンプまで1カ月を切った時期で突如、変わるんだから。

やっぱりFAの人的補償はやめた方がいいと思う。

小島そうですね。それではキャンプの見どころを、宮本さんの視点で紹介してください。

宮本もうキャンプ取材といっても、各チームの練習内容とかはそれほど変わらない。見どころと言っても例年と同じ。

まず1番のチェックポイントは、新戦力になる。優先順位から見ると新外国人で、次は即戦力と言われるルーキーって感じかな。

でも近年、「これは」ってひと目でいいと分かるような新外国人は少なくなった。

小島なんでですか?

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プロを中心とした野球報道が専門。取材歴は30年を超える。現在は主に評論家と向き合う遊軍。
投球や打撃のフォームを分析する企画「解体新書」の構成担当を務める。