【WBC】日本は筆頭優勝候補も気になる日程 台湾、韓国を抑えられるか/前編

ゴールデングラブ賞10度の元ヤクルト宮本慎也氏(55=日刊スポーツ評論家)が、ベテラン小島信行記者との掛け合いで展開する連載「宮本慎也 もっと野球を語ろう」。今回は3月に迫ったWBCについてです。前後編でお届けします。

プロ野球

■今回の主なトークテーマ

  • 宮本さんの優勝予想、真っ先に挙げるのは日本 その理由は
  • ところが1次ラウンド、日本は考えられる中で最悪の日程に
  • もっとも手ごわい台湾が一番有利な日程になった

◆宮本慎也(みやもと・しんや)1970年(昭45)11月5日、大阪府吹田市生まれ。PL学園では2年夏に甲子園優勝。同大―プリンスホテルを経て、94年ドラフト2位でヤクルト入団。ベストナイン1度、ゴールデングラブ賞10度。通算2162試合、2133安打、62本塁打、578打点、打率2割8分2厘。引退後は18、19年にヤクルト1軍ヘッドコーチ。04年アテネ五輪、06年WBC、08年北京五輪代表。現役時代は176センチ、82キロ。右投げ右打ち。


◆小島信行(おじま・のぶゆき)プロを中心とした野球報道が専門。取材歴は30年を超える。現在は主に評論家と向き合う遊軍。投球や打撃のフォームを分析する企画「解体新書」の構成担当を務める。

WBC日本代表(侍ジャパン)決勝 日本対米国 世界一を決め、喜ぶ日本の選手たち=2023年3月21日(現地時間)

WBC日本代表(侍ジャパン)決勝 日本対米国 世界一を決め、喜ぶ日本の選手たち=2023年3月21日(現地時間)

■WBC、優勝候補は?

小島 プロ野球のキャンプも始まりました。宮本さんは2月6日から視察されていますね?

宮本 最初は宮崎でやっているチームで、9日に沖縄に移動する予定になっているよ。

小島 日刊スポーツでのリポートも楽しみにしています。でも今回はWBCについてお話を伺いますね。ご自身のYouTubeでも取り上げているので、今回は少し突っ込んだ話をお願いします。

ぶっちゃけ、日本の優勝確率はどれぐらいですか?

宮本 いきなり突っ込んできたね(苦笑い)。

何%とか、数字だと答えにくいなぁ。でも優勝予想するなら、真っ先に日本を挙げるよ。

小島 おぉ! それは頼もしいですね。

でも愛国心からの予想ですか?

宮本 去年からの傾向で、俺が「勝つ」というと、優勝できなさそうな予感もする(苦笑い)。

だからあまり言いたくなかったんだけど、真面目に評論すると優勝する可能性が一番高いの日本だと思う。

小島 各国、今回のメンバーは前回大会よりもグレードアップしていますよね? それでも日本の優勝予想なんですね。

宮本 話したことがあるけど、WBCが8月ぐらいに開催されるなら話は違ってくる。でも開幕前でしょ。確かに実績のある大物選手がたくさん出て、それ相応のプレーができれば日本を優勝候補の筆頭には挙げられないと思う。

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プロを中心とした野球報道が専門。取材歴は30年を超える。現在は主に評論家と向き合う遊軍。
投球や打撃のフォームを分析する企画「解体新書」の構成担当を務める。