【DeNA勝又温史】イップス、野手転向、戦力外…感無量7年目プロ初スタメン初安打

苦労人が1軍舞台でうれしいプロ初安打を記録しました。DeNA勝又温史外野手(24)が5月4日の巨人戦(横浜)に「1番左翼」でプロ初スタメン出場。3回2死の第2打席、巨人グリフィンの初球144キロのツーシームを捉えて、中前へのプロ初安打をマークしました。

投手として入団も、イップスに苦しむなど1軍登板はなし。21年オフに戦力外通告を受けて野手に転向し、7年目の今季、ようやくプロ初出場を果たしました。「がむしゃら」という言葉が似合う若武者が、ついにプロの世界で第1歩を踏み出しました。

プロ野球

◆勝又温史(かつまた・あつし)2000年(平12)5月22日、東京・狛江市生まれ。中学時は狛江ボーイズ所属。日大鶴ケ丘では最速152キロの投手。18年ドラフト4位でDeNA入団。1軍出場ないまま、21年オフに戦力外通告を受け育成で再契約。野手に転向した。25年5月1日ヤクルト戦(神宮)に代打で1軍デビュー。180センチ、90キロ。右投げ左打ち。今季推定年俸620万円。

5月4日、巨人戦でプロ初安打となる中前打を放ち笑顔

5月4日、巨人戦でプロ初安打となる中前打を放ち笑顔

「なんか…頑張ってきて良かったな」

―プロ初スタメン。どんな気持ちで臨んだ

昨日の夜、スタメンだと知ってから、ずっと緊張していました。

―プロ初安打が2打席目。初球から

1打席目、全部外でスイングの接点がないなと思って、自分の中で打席で工夫して、積極的にいったら1本出てくれたんで、本当に良かったです。

―ベース上でベンチに向かって笑顔

そもそもハマスタで野球をするのに7年間かかったんで。

なんか…頑張ってきて良かったなと思いました。

―初めてのハマスタはどうだった

やっぱり応援がすごくて、ファームで守備練習をするときに、1軍にいったら、(外野の)間の声が聞こえないって言われていたんですけど、改めて実感しました。声が聞こえないくらい、声援がすごいと。

レフトを守っていたんで、後ろにビジターチームの応援団がいる状況で守備だったんですけど、本当に迫力がすごいですし、やっぱりファームでできたことが体が固まってできなくなってしまったり、というのを自分でもすごく感じました。

―1回先頭、レフト前の当たりも声が聞こえにくかった

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1998年3月生まれ。東京都あきる野市出身。都立富士森では硬式野球部に所属。中大商学部を経て、2020年4月入社。同年10月から野球部配属で同12月から巨人担当、24年1月からDeNA担当を務める。26年は巨人担当。
趣味は海外サッカーなどのスポーツ観戦、映画鑑賞、サウナ。下手くそだけどマイブームはゴルフ。好きな食べ物は地元の八王子ラーメン。