【阪神岩崎優】仲間が明かすザキさんの素顔とは? 目配り、気配り、気持ちの強さ

仲間が見た「ザキさん」とは-。5月17日広島戦(甲子園)でプロ野球史上8人目の100セーブ、100ホールドを達成した阪神岩崎優投手(33)の素顔を、仲間たちが明かした。ブルペン最年長として、リリーフ陣を1つにまとめる日々。その裏には細かな心配りや、強い精神力が隠されていました。

プロ野球

◆岩崎優(いわざき・すぐる)1991年(平3)6月19日生まれ、静岡県出身。清水四中で軟式野球を始め、清水東高から国士舘大を経て、13年ドラフト6位で阪神に入団。23年に35セーブで最多セーブのタイトルを獲得、チームのリーグ優勝、日本一に貢献した。185センチ、92キロ。左投げ左打ち。

プロ野球8人目100セーブ100ホールド

阪神対広島 お立ち台で「100」を作る左から阪神近本、岩崎、大竹

阪神対広島 お立ち台で「100」を作る左から阪神近本、岩崎、大竹

入団12年目。現状のブルペンでは最年長となった岩崎は、絶対的支柱となった。1~2カ月の間隔で開催するという「リリーフ会」で毎回のように口にするのが「中継ぎはチーム、助け合い」。守護神の大役を担いながら中継ぎ陣を束ねる姿は、仲間の目にもしっかり届いている。

石井が岩崎について思い起こすのは、ファームの記憶だ。腰の違和感で調整していた2年前、オープン戦で結果を残せず2軍降格した1年前。いつも鳴尾浜まで直接足を運んでくれた。

自ら鳴尾浜に足を運び2軍調整の仲間に声かけ

「100」が岩崎(中央)のいたずらで「1000」になる

「100」が岩崎(中央)のいたずらで「1000」になる

石井本当にサラッと「状態どうだ?」と。僕なんか、自分のことで精いっぱいで人のことはなかなか考えられない。でも結果を残されて立ち位置が決まっていて、ザキさん自身に責任感があるんだと思う。

石井に限らず、2軍調整を行う仲間には自ら足を運び声をかけてきた。岩崎いわく「仲間のため」というのもあるが、それは自身のためでもあった。

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兵庫・丹波篠山市出身。静岡大から22年入社。一般スポーツ取材などを経て、23年から阪神担当。初年度から18年ぶりのリーグ制覇に立ち会った。
大学では物理学を専攻しながら硬式野球部に所属。趣味はサウナ。学生時代は聖地とも呼ばれる「サウナしきじ」に通いつめた。