【DeNA南場智子オーナー】リーグ優勝へ「一緒に十字架背負って」/後編

DeNA南場智子オーナーの「講義」をお届けします。1月末にDeNA本社を訪問したルーキー6選手に、約30分の熱血講義を行いました。DeNAが手がける事業の他、ビジネス界で名をはせるオーナーが考える「プロ」の定義や、リーグ優勝への思いまで。「2軍の選手はまだ〝コスト〟」「球団はファンのもの」「君たちにも十字架を背負ってほしい」と印象的な言葉が多くありました。

新年度から新たなステージに進む皆さんにも、示唆に富む内容です。前後編の後編です。

プロ野球





1月23日、DeNA本社オフィスを訪問し「選手としての目標」を記した色紙を手に記念撮影に応じる後列左から、清水詩太、片山皓心、宮下朝陽、成瀬脩人、前列左から、島田舜也、南場智子オーナー、小田康一郎

1月23日、DeNA本社オフィスを訪問し「選手としての目標」を記した色紙を手に記念撮影に応じる後列左から、清水詩太、片山皓心、宮下朝陽、成瀬脩人、前列左から、島田舜也、南場智子オーナー、小田康一郎

高田繁さんの言葉
「スランプ時どれだけ工夫できるか」

もう1人高田繁さんって知ってる? V9の選手なんだけど。すごい選手なんだけど。レフトからサードに転向したんだけど、天才的な「壁際の魔術師」と言われるような外野の選手だった。

この人がDeNAベイスターズの初代GMなんですね。その人がなんと言ったかっていうと「工夫」です。

「工夫をするか。絶対スランプはあると。で、スランプになった時にどれだけ工夫できるか。それから目標に近づくためにどれだけ工夫できるか」と。

人の意見を素直に聞くのもいいけれども、自分なりにそれを。自分しか責任取れないから。自分でこれやってみよう、あれやってみよう。それも自分で考える。本当に自分しか責任取れないから。


南場オーナーの講義を受講するドラフト1位の小田(中央)ら

南場オーナーの講義を受講するドラフト1位の小田(中央)ら

「6.3年を10年、15年にするためにも工夫」

6.3年をどう生きるか、どこまで大成できるのかって自分にとって一番大事なの。本当に工夫して、自分のためのことをしてほしい。その6.3年を10年にするために、15年にするためにも工夫が必要だよね。全部、自分の試行錯誤というか1日1日が。

ビジネスマンにもまさに言えるなと。どの世界でも大成する人としない人っているけど、その差が確かにあるよなって。


私は経営者として、本当に何万人という人と仕事をしてきたけれども、確かに大成してる人としてない人、してないって言ったら失礼だけども。大成してる人っていうのは、思いのレベルが違うなっていうことと、それから、めちゃくちゃ自分で頑張っている人。だから、どんな分野でも言えることなんだと思います。


25年10月1日、昨季の本拠地最終戦セレモニーを見守る南場オーナー

25年10月1日、昨季の本拠地最終戦セレモニーを見守る南場オーナー

見られる責任
「プロになると消しゴムで消せません」

あとね、これも毎年言ってるんだけどね。君たちは華やかなステージにもう乗っています。これから、もうステージに乗ったら乗りっぱなしです。

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