坂本花織が地元で語った思い「一気にいなくなる同期…いろいろみんな道はある」

坂本花織が2月2日、地元の兵庫・神戸市で表彰式に出席しました。三原舞依らとともに「神戸市スポーツ表彰優秀選手」に選ばれました。国体優勝からわずか2日後、制服姿で出席した坂本は趣味のドライブ、引退する同期への思い、そして中野園子コーチへの感謝を口にしました。

フィギュア

<神戸市スポーツ表彰優秀選手表彰式より>

冬季国体で現役最後の演技を終えた同期の山隅に笑顔で抱きつく坂本。「あの太一朗がりりしくなって!」

冬季国体で現役最後の演技を終えた同期の山隅に笑顔で抱きつく坂本。「あの太一朗がりりしくなって!」

表彰式で感謝の言葉「どん底を見た1年もあったけど」

坂本 このたびは、このようなすてきな賞を頂けて本当に光栄に思います。

昨年2月に北京オリンピックに出場し、団体、個人ともにメダルを獲得することができました。

その後、1カ月後の3月にフランスで行われた世界選手権で初めて優勝することができました。

オリンピックのメダルと、世界選手権の優勝は自分のスケート人生においての最大の目標だったので、それを昨年、両方達成することができたので本当にうれしかったです。

4歳から始めたスケートは、本当に好きで始めて、18年間苦しい思いもしてどん底を見た1年もあったんですけど。

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スポーツ

竹本穂乃加Honoka Takemoto

Osaka

大阪府泉大津市出身。2022年4月入社。
マスコミ就職を目指して大学で上京するも、卒業後、大阪に舞い戻る。同年5月からスポーツ、芸能などを取材。