【8位吉田陽菜の言葉/4大陸】「浜田先生に一番に言われたこと…帰って頑張りたい」

【コロラドスプリングズ(米国)10日(日本時間11日)】フィギュアスケート4大陸選手権の女子で吉田陽菜(17=木下アカデミー)が8位となりました。10位だったショートプログラム(SP)から一夜明けたフリーでは、129・78点で合計189・60点をマーク。冒頭のトリプルアクセル(3回転半)で転倒したものの、そこから立て直しました。

当地取材メディアに「アクセルをこけてしまった時は悔しかったんですけど、アクセルだけじゃないので。後半もたくさん練習してきた」と答えたように、3回転半以外へも力を注いできました。今季は主に海外ではジュニア、国内ではシニアとして出場。来季はシニアでの活躍を見据えています。

フィギュア

〈4大陸選手権/女子シングルフリー 吉田陽菜8位〉

女子シングル上位成績 


順位名前SPフリー合計
1イ・ヘイン69.13141.71210.84
2キム・イェリム72.84136.45209.29
3千葉百音67.28137.70204.98
4キム・チェヨン71.39131.00202.39
5渡辺倫果65.60134.90200.50
6ブレイディ・テネル69.49130.42199.91
7アンバー・グレン69.63122.87192.50
8吉田陽菜59.82129.78189.60
9サラ・モード・デュピュイ51.68118.99170.67
10マデリン・シーザス60.1199.62159.73
フリーの演技をする吉田(AP)

フリーの演技をする吉田(AP)

「体力も全然余裕で、最後まで全力でできた」

――演技を振り返ってどうですか

吉田 (ジャンプを)降りれなかったのは悔しかったですけど、他は切り替えて、回転不足はあったんですけど、練習してきたことは出したと思うし、体力も全然余裕があって、最後まで全力でスピードも落とさずにできたので、そこは練習してきたことが出せたかなと思います。

――アクセル後の気持ちの切り替えはうまくできましたか

吉田 正直アクセルをこけてしまった時は悔しかったんですけど。アクセルだけじゃないので。後半もたくさん練習してきたので、ショートで練習してきたことを出せなかった分、絶対やってやるぞっていう気持ちでいきました。

――どんどん流れに乗っていく印象がありましたが、ご自身の気持ちが乗った場面はありましたか

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スポーツ

木下淳Jun Kinoshita

Nagano

長野県飯田市生まれ。早大4年時にアメリカンフットボールの甲子園ボウル出場。
2004年入社。文化社会部から東北総局へ赴任し、花巻東高の大谷翔平投手や甲子園3季連続準優勝の光星学院など取材。整理部をへて13年11月からスポーツ部。
サッカー班で仙台、鹿島、東京、浦和や16年リオデジャネイロ五輪、18年W杯ロシア大会の日本代表を担当。
20年1月から五輪班。夏は東京2020大会組織委員会とフェンシング、冬は羽生結弦選手ら北京五輪のフィギュアスケートを取材。
22年4月から悲願の柔道、アメフト担当も。