【現地限定!三浦佳生トーク】直前に助言くれた鍵山優真…佐藤駿と「ホゲータ」の絆

【コロラドスプリングズ(米国)12日(日本時間13日)】大会史上最年少を果たした三浦佳生(17=オリエンタルバイオ/東京・目黒日大高)が当地取材メディアとの一夜明けインタビューに応じました。ジャンプの礎を築いた都築章一郎コーチとの思い出と感謝、フリー直前に助言をくれた鍵山優真と今大会3位の佐藤駿との友情、そしてあの「ホゲータ」まで。主な一問一答は次の通りです。

フィギュア

〈4大陸選手権一夜明け取材/男子シングル優勝 三浦佳生〉

男子シングル上位成績 


順位名前SPフリー合計
1三浦佳生91.90189.63281.53
2キーガン・メッシング86.70188.87275.57
3佐藤駿80.81178.33259.14
4チャ・ジュンファン83.77166.37250.14
5ミハイル・シャイドロフ72.43164.71237.14
6イ・シヒョン70.38157.41227.79
7金博洋85.32142.15227.47
8コンラッド・オーゼル80.09146.01226.10
9ジミー・マー86.64134.40221.04
10マキシム・ナウモフ75.96142.75218.71
11島田高志郎74.06143.79217.85
演技直後にガッツポーズする三浦佳生

演技直後にガッツポーズする三浦佳生

「羽生選手が最後に取ったのが4大陸…意外」

――よく眠れましたか。

三浦 いや、終わってからドーピング検査とかもあって、全然、一夜明けていないような、ちょっと寝てきたみたいな感じです。

――チャンピオンになった実感は。

三浦 そうですね、メダルを昨日手にして、改めて帰ってきてから見て、あ、チャンピオンになったんだなという実感はわいてきました。

――去年3位。1位はどのくらい違いますか。

三浦 1位というのは自分の中で特別な順位で。もちろん、去年とかだったら3位とかすごいうれしかったですけど。今年はこういう金色だけを目指してきていたので、金色を手にして、やっぱり良かったなというのと、去年よりもステップアップしていい色のメダルを取れたなと思います。

――羽生さんは数あるタイトルの中で最後が4大陸。三浦さんは最初が四大陸。ここからどう世界に出ていきますか。

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スポーツ

木下淳Jun Kinoshita

Nagano

長野県飯田市生まれ。早大4年時にアメリカンフットボールの甲子園ボウル出場。
2004年入社。文化社会部から東北総局へ赴任し、花巻東高の大谷翔平投手や甲子園3季連続準優勝の光星学院など取材。整理部をへて13年11月からスポーツ部。
サッカー班で仙台、鹿島、東京、浦和や16年リオデジャネイロ五輪、18年W杯ロシア大会の日本代表を担当。
20年1月から五輪班。夏は東京2020大会組織委員会とフェンシング、冬は羽生結弦選手ら北京五輪のフィギュアスケートを取材。
22年4月から悲願の柔道、アメフト担当も。