【現地限定!佐藤駿トーク】2歳下三浦佳生のタメ口、気にする?気にしない?

【コロラドスプリングズ(米国)12日(日本時間13日)】フリーで4回転ルッツを決めるなど巻き返し、3位で表彰台に上った佐藤駿(19=明治大)。当地取材メディアとの一夜明けインタビューでは、左肩の手術をした直後だった1年前からは想像できなかったメダルの価値、仲が良い三浦佳生、鍵山優真との関係性、来季の目標などについて答えてくれました。主な一問一答は次の通りです。

フィギュア

〈4大陸選手権一夜明け取材/男子シングル佐藤駿3位〉

男子シングル上位成績 


順位名前SPフリー合計
1三浦佳生91.90189.63281.53
2キーガン・メッシング86.70188.87275.57
3佐藤駿80.81178.33259.14
4チャ・ジュンファン83.77166.37250.14
5ミハイル・シャイドロフ72.43164.71237.14
6イ・シヒョン70.38157.41227.79
7金博洋85.32142.15227.47
8コンラッド・オーゼル80.09146.01226.10
9ジミー・マー86.64134.40221.04
10マキシム・ナウモフ75.96142.75218.71
11島田高志郎74.06143.79217.85
優勝した三浦(左)と3位の佐藤は日の丸を手に笑顔

優勝した三浦(左)と3位の佐藤は日の丸を手に笑顔

1年前は手術「ここまでこれると思っていなかった」

――誕生日迎えたばかり。いい誕生日プレゼントになりましたね。

佐藤 そうですね、うれしく思っています。

――1年前が手術だったと。試合に戻るまで、どういう感じでしたか。

佐藤 全くスケートから離れていて、戻った時に跳べるのか、すごい不安もありましたし、どうしていいかわからなかったんですが、そこからここまでこれると思っていなかったので。今シーズンはいろんな人に助けられて、ここまでこれたと思います。

――不安があったんですね。

佐藤 そうですね、良い時もあったんですが、波がすごくて。一回何も跳べなくなったりして、GP(シリーズ)や試合も控えているのに、今季は大丈夫かと思ったんですが。そこから調整して、初戦からある程度、自分の満足する演技ができたので、よく頑張ったなと思います。

――何も跳べないというのはどの位だったんですか。

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スポーツ

木下淳Jun Kinoshita

Nagano

長野県飯田市生まれ。早大4年時にアメリカンフットボールの甲子園ボウル出場。
2004年入社。文化社会部から東北総局へ赴任し、花巻東高の大谷翔平投手や甲子園3季連続準優勝の光星学院など取材。整理部をへて13年11月からスポーツ部。
サッカー班で仙台、鹿島、東京、浦和や16年リオデジャネイロ五輪、18年W杯ロシア大会の日本代表を担当。
20年1月から五輪班。夏は東京2020大会組織委員会とフェンシング、冬は羽生結弦選手ら北京五輪のフィギュアスケートを取材。
22年4月から悲願の柔道、アメフト担当も。