【現地限定かなだいの言葉】「日本で世界選手権のオペラ座は鳥肌」「きっちり大丈夫」
【コロラドスプリングズ(米国)12日(日本時間13日)】昨年末の全日本選手権を制した村元哉中(29)高橋大輔(36)組(関大KFSC)は合計160・24点の9位で大会を終えました。フリーダンス(FD)では終盤に高橋に2度の転倒はありましたが、積んできた練習の成果は実感。3月の世界選手権(さいたまスーパーアリーナ)、母国で2人で演じる「オペラ座の怪人」に思いをはせました。当地取材メディアとの主な一問一答は次の通りです。
フィギュア
〈4大陸選手権/アイスダンスFD 村元哉中・高橋大輔組9位〉
アイスダンス成績
順位 | 名前 | RD | FD | 合計 |
---|---|---|---|---|
1 | マディソン・チョック/エバン・ベイツ | 87.67 | 133.14 | 220.81 |
2 | ロランス・フルニエ・ボードリー/ニコライ・ソーレンセン | 86.28 | 127.80 | 214.08 |
3 | マージョリー・ラジョイ/ザカリー・ラガ | 79.04 | 120.96 | 200.00 |
4 | クリスティーナ・カレイラ/アンソニー・ポノマレンコ | 76.97 | 112.81 | 189.78 |
5 | キャロライン・グリーン/マイケル・パーソンズ | 69.99 | 116.89 | 186.88 |
6 | マリー=ジャード・ローリオ/ロマン・ルギャック | 62.03 | 109.32 | 171.35 |
7 | 小松原 美里/小松原 尊 | 66.72 | 98.99 | 165.71 |
8 | ホーリー・ハリス/ジェイソン・チャン | 60.71 | 101.98 | 162.69 |
9 | 村元 哉中/高橋 大輔 | 64.59 | 95.65 | 160.24 |
10 | シャーロット・ラフォンド-フルニエ/リチャード・カン・インキャム | 53.79 | 90.40 | 144.19 |
11 | インディア・ネット/エロン・ウェストウッド | 45.89 | 71.87 | 117.76 |
12 | ガウハル・ナウリゾワ/ボイイサングル・ダチエフ | 43.84 | 70.62 | 114.46 |
※王 詩玥 / 柳 鑫宇は棄権
「転倒で集中力が続かなかったのかもしれない」
――演技を振り返って。
高橋 意外にいつもより僕の中では足にきてなかったんですけど、ちょっと転倒してしまってから、ぷつんと切れてしまって。最後まで集中力が続かなかったっていうのはあるかもしれないですね。
――ダイアゴナルステップの転倒はエッジがひっかかったなどですか。
高橋 普通にちょっと、哉中ちゃんのカーブに早く入っちゃって、ちょっと早く入りすぎたなと思って戻そうと思ったら、バランス崩しちゃって。そこで後ろに倒れてしまったって。
――緊張はしてましたか。
本文残り76% (2499文字/3299文字)
長野県飯田市生まれ。早大4年時にアメリカンフットボールの甲子園ボウル出場。
2004年入社。文化社会部から東北総局へ赴任し、花巻東高の大谷翔平投手や甲子園3季連続準優勝の光星学院など取材。整理部をへて13年11月からスポーツ部。
サッカー班で仙台、鹿島、東京、浦和や16年リオデジャネイロ五輪、18年W杯ロシア大会の日本代表を担当。
20年1月から五輪班。夏は東京2020大会組織委員会とフェンシング、冬は羽生結弦選手ら北京五輪のフィギュアスケートを取材。
22年4月から悲願の柔道、アメフト担当も。