【SP首位!三浦佳生トーク】「チャンピオンMIURA頑張ります」/世界ジュニア
フィギュアスケートの世界ジュニア選手権が2日(日本時間3日)、カナダ・カルガリーで大会2日目を迎え、男子ショートプログラム(SP)で三浦佳生(17=オリエンタルバイオ/目黒日大高)が首位発進しました。
ジュニア課題に苦戦しながらも85・11点。先月、シニアの4大陸選手権(米コロラドスプリングズ)で史上最年少優勝を果たした自信を胸に「チャンピオンMIURAのオーラを出す」と貫禄を見せつけ、15年の宇野昌磨以来8年ぶりの日本勢Vへ前進しました。
演技後の言葉は次の通りです。
フィギュア
〈世界ジュニア/男子シングルSP 三浦佳生〉
4大陸優勝、周囲の見る目は…/国際ミックスにて
――振り返って
三浦 いまホント、すごいホッとしていて。とにかくシニア課題より緊張しました。
――(着氷が乱れた)コンビネーション(3回転フリップ―3回転トーループ)では何が起きたか
三浦 3回転フリップで最初、空中から着氷の瞬間まではすごい、いい流れできていたんですけど、着氷して流れをつくる時に後ろにいって「やばい」と思って、そのまま流れに任せてトリプルトーにいった感じですね。
――4大陸選手権が終わってから構成の見直しが大変だったのでは
三浦 今年はシニアで勝負をしていて、ジュニアのプログラムは全然練習していないので。その分、ちょっとフリップ―トーはやっていなかったので怖かったんですけど、何とか成功したので良かったと思います。
――世界ジュニアはリベンジへの思いがあるはず
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長野県飯田市生まれ。早大4年時にアメリカンフットボールの甲子園ボウル出場。
2004年入社。文化社会部から東北総局へ赴任し、花巻東高の大谷翔平投手や甲子園3季連続準優勝の光星学院など取材。整理部をへて13年11月からスポーツ部。
サッカー班で仙台、鹿島、東京、浦和や16年リオデジャネイロ五輪、18年W杯ロシア大会の日本代表を担当。
20年1月から五輪班。夏は東京2020大会組織委員会とフェンシング、冬は羽生結弦選手ら北京五輪のフィギュアスケートを取材。
22年4月から悲願の柔道、アメフト担当も。