新米フィギュア記者のドキドキ取材日記 全日本合宿に行ってきた

フィギュアスケートの新シーズンが始まりました。関西に拠点に置く入社2年目の竹本穂乃加記者が、7月の全日本合宿を取材しました。競技会を前提とした生のフィギュアスケートに初めて触れました。これを第1歩として、銀盤の世界に飛び込んでいきます。

フィギュア

 
 

全日本シニア合宿男子参加者

笑顔で会話を交わす、右から友野一希、島田高志郎、山本草太

笑顔で会話を交わす、右から友野一希、島田高志郎、山本草太

全日本シニア合宿女子参加者

左から島田麻央、中井亜美、渡辺倫果の3人も和気あいあい

左から島田麻央、中井亜美、渡辺倫果の3人も和気あいあい

クローゼットからダウンを引っ張り出して

間近で見るスケートリンクは、白銀のシルクをまとっているようだった。

氷の奥にうっすらと見える赤や青のラインも、その透明性をより強調している。シュー、キー…。細い音が響く、特別な雰囲気。無表情な氷の表面に飛行機雲のような“傷”が入っていく様子を、じっと見つめていた。

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スポーツ

竹本穂乃加Honoka Takemoto

Osaka

大阪府泉大津市出身。2022年4月入社。
マスコミ就職を目指して大学で上京するも、卒業後、大阪に舞い戻る。同年5月からスポーツ、芸能などを取材。