松生理乃は悔しい GP派遣なしでこみ上げた思い 全日本で逆襲の青写真

松生理乃(18=中京大)が、中部選手権(22~24日、愛知・邦和みなとスポーツ&カルチャー)に出場して、合計187・44点で準優勝に輝きました。「全日本でいい演技を」と今季の最大目標に向けて、新たな収穫と課題を発見しました。

フィギュア

〈中部選手権:女子シングル2位〉

中部選手権女子シングル上位成績


順位名前SP フリー 合計
1河辺愛菜68.27123.50191.77
2松生理乃67.06120.38187.44
3山下真瑚59.92114.83174.75
4大庭雅50.88 100.93 151.81
5浦松千聖49.8983.87 133.76
中部選手権女子SP、演技を披露する松生理乃

中部選手権女子SP、演技を披露する松生理乃

SPを終えて

後半のルッツ-トー初成功「嬉しかった」

――SPを終えた感想はいかがですか。

松生 このプログラムで後半のルッツ―トー(ループ)が跳べたのが今回の試合が初めてだったので、それはすごくうれしかったんですけど、あと1点(河辺)愛菜ちゃんに届かなかったっていうのはすごく悔しいところではあります。

――どのような気持ちで臨みましたか。

松生 全日本(選手権)の予選ということで、最終的には全日本でいい形で終われるように。過程もしっかりいい演技でしていきたかったので、今回の試合、小さなミスはあったんですけど、とりあえず自分のいい形で演技することができたので、とりあえずは良かったかなって思います。

――今後さらに伸ばしたいところを教えてください。

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スポーツ

竹本穂乃加Honoka Takemoto

Osaka

大阪府泉大津市出身。2022年4月入社。
マスコミ就職を目指して大学で上京するも、卒業後、大阪に舞い戻る。同年5月からスポーツ、芸能などを取材。