大庭雅 約束の舞台へギリギリの戦い ストイックに前を向く

大庭雅(28=東海東京FH)が中部選手権(22~24日、愛知・邦和みなとスポーツ&カルチャー)に出場し、合計151・81点で4位になりました。大会直前に足首の負傷などがありましたが、全力の演技を披露しました。今季も全日本選手権出場を目標に進むことを誓いました。

フィギュア

〈中部選手権:女子シングル4位〉

中部選手権女子シングル上位成績


順位名前SP フリー 合計
1河辺愛菜68.27123.50191.77
2松生理乃67.06120.38187.44
3山下真瑚59.92114.83174.75
4大庭雅50.88 100.93 151.81
5浦松千聖49.8983.87 133.76
中部選手権女子SPで演技を披露する大庭雅

中部選手権女子SPで演技を披露する大庭雅

SPを終えて

新しいチャレンジ、肉体への負担、それでも…

――SPを終えた感想はいかがですか。

大庭 最近の練習の中ではかなりまとめることができたのと、何よりもすごくお客さんが盛り上がってくださっていて、それが私もすごくうれしかったです。

――会場、盛り上がっていましたね。

大庭 今シーズン、この曲を決めたときに。お客さんと一体となって、高橋大輔選手の「マンボ」のように、自分だけが楽しむんじゃなくて周りの皆さんと一緒に盛り上がれる… エンターテインメントじゃないけど、そういう作品を目標としてきました。それが感じることができたので、すごく満足しています。

――これまでのプログラムとは雰囲気が違いますが、心境の変化はありますか。

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スポーツ

竹本穂乃加Honoka Takemoto

Osaka

大阪府泉大津市出身。2022年4月入社。
マスコミ就職を目指して大学で上京するも、卒業後、大阪に舞い戻る。同年5月からスポーツ、芸能などを取材。