同門3人表彰台!吉田陽菜、千葉百音はGPへ「追い込む」清水咲衣は二刀流手応え

近畿選手権は9月29日から10月1日にかけて、滋賀・木下カンセーアイスアリーナ(滋賀県立アイスアリーナ)で開催されました。年末の全日本選手権につながる大会で、実力者が演技を披露しました。女子選手から、優勝した吉田陽菜選手(木下アカデミー)、2位の千葉百音(木下アカデミー)、3位の清水咲衣(木下アカデミー)の言葉をお届けします。

フィギュア

〈9月29日~10月1日近畿選手権 3選手に聞いた〉

吉田陽菜SP

吉田陽菜フリー

千葉百音SP

千葉百音フリー

清水咲衣SP

清水咲衣フリー

優勝 吉田陽菜
「百音ちゃんと一緒にあと2週間全力で」

SPを終えて

――SPを終えた感想はいかがですか。

吉田 今日はダブルアクセルにしたんですけど、ルッツ―トー(ループ)が転倒してしまいました。ダブルアクセルにしても、絶対ショートは1つもミスが許されないので、今後1つも大きなミスをせずに、ちゃんとショートを滑り切れるように調整していきたいです。

――ダブルアクセルにした理由は何ですか。

吉田 あんまりアクセルの調子が良くなくて。6分間練習でも降りられなかったので、今日はダブルアクセルにしました。

――ロンバルディア杯からどんな調整をしてきましたか。

吉田 たくさんの課題が見つかった試合だったので、そこを1つ1つ克服できるように練習してきたんですけど、まだ全然克服しきれていないので、スケートアメリカまであと2週間ちょっと追い込みたいです。

――今の課題は何でしょうか。

吉田 ジャンプは調子とかあると思うんですけど、スピンはあまりコンディションに左右されずにできるので、スピンで加点をもらえるようにするのが課題かなと思います。

――ブロック大会はどんな大会にしたいですか。

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スポーツ

竹本穂乃加Honoka Takemoto

Osaka

大阪府泉大津市出身。2022年4月入社。
マスコミ就職を目指して大学で上京するも、卒業後、大阪に舞い戻る。同年5月からスポーツ、芸能などを取材。