【ゆなすみの言葉】りくりゅうとの交流、体感した世界舞台の高揚/NHK杯まとめ

<フィギュアスケート:グランプリ(GP)シリーズ第6戦NHK杯>◇大阪・東和薬品ラクタブドーム◇ペア

4月のトライアルを経て、今年5月にペア結成を発表した「ゆなすみ」こと長岡柚奈(18)森口澄士(21)組(木下アカデミー)が、初の国際舞台を駆け抜けました。

GPシリーズ第6戦NHK杯に出場し、合計135・39点で8位。演技後は観衆への感謝とともに、「りくりゅう」こと三浦璃来、木原龍一組への思いも明かしました。

森口の「たくさんの経験ができる。できる限り無駄にしない」との言葉通り、一瞬一瞬を心に刻んだ2人。「ゆなすみの言葉」としてお届けします。

フィギュア

NHK杯 ペア成績


順位名前SPフリー合計
1ミネルバ・ファビアン・ハーゼ / ニキタ・フォロディン67.23135.28202.51
2ルクレツィア・ベッカリ / マッテオ・グリーゼ66.77123.54190.31
3レベッカ・ギラルディ / フィリッポ・アンブロジーニ62.98123.49186.47
4アナスタシア・ゴルベバ / ヘクター・ジョトポウロス・ムーア64.61120.78185.39
5ダリア・ダニロバ / ミシェル・ツィバ58.61118.93177.54
6チェルシー・リュウ / バラージュ・ナジ61.23111.37172.60
7ケリー・アン・ローリン / ルーカ・エシアー49.18111.61160.79
8長岡柚奈 / 森口澄士45.3690.03135.39

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SPの練習に臨む長岡(左)、森口組

SPの練習に臨む長岡(左)、森口組

ペアSPの演技

ペアSPの演技

ペアSPの演技

ペアSPの演技

ペアフリーの演技する

ペアフリーの演技する

ペアフリーの演技

ペアフリーの演技

フリーの演技を終え、観客の声援に応える

フリーの演技を終え、観客の声援に応える

「声援がすごかったので
もううれしいなって」

11月24日 SPを終えて

――ループジャンプのところはどう振り返りますか。

長岡 ループは体が左へいってしまって、気付いたら開いてしまっていました。練習では最近は調子が上がってきていて、トリプルループで失敗することがあまりなかったので。失敗してもちゃんと締めて、片足で降りてから転ぶこととかが多かったので、私にとっては珍しいミスでした。

――会場の拍手が続いていました。どう感じましたか。

森口 そうですね。去年の全日本を思い出して、一瞬全日本かと勘違いしたんですけど「あ、NHK杯にいる」という気持ちになって。あっという間に今日に来た驚きと、僕たちがこの舞台に立てている驚きにすごく興奮しました。

長岡 私も同じで、たくさんのお客さんが入っていて、声援もものすごく大きくて、拍手もしてくださっていて、すごくうれしかったです。

――演技前にはどんなお話をされていましたか。

森口 緊張するのは分かっているから、2人でこの緊張に勝てるように頑張っていこうと話をしていて。やっぱり緊張ってこれからもすると思うので、それに勝てるカップルになりたいと思っているので、そういう話をしました。

――東日本選手権の時にはケガの話もされていました。今の状況はいかがですか。

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スポーツ

竹本穂乃加Honoka Takemoto

Osaka

大阪府泉大津市出身。2022年4月入社。
マスコミ就職を目指して大学で上京するも、卒業後、大阪に舞い戻る。同年5月からスポーツ、芸能などを取材。