【千葉百音の言葉】SP首位発進!「跳ぶんだよ」自分の体に、問いかけながら/4大陸

【上海(中国)=竹本穂乃加】前回大会3位の千葉百音(18=木下アカデミー)が、首位発進を決めました。自己ベストを更新する71・10点を記録。緊張感が漂う中での演技でも「こっちに来てから調子が良かったので信じるしかない」と貫きました。初優勝が懸かるフリー、そして初出場が決まっている3月の世界選手権に向けて、表現に磨きをかけていきます。

フィギュア

<フィギュアスケート:4大陸選手権>◇1日◇中国・上海オリエンタルスポーツセンター◇女子ショートプログラム(SP)

SPを演じた千葉百音(撮影・竹本穂乃加)

SPを演じた千葉百音(撮影・竹本穂乃加)

眉毛八の字

―試合を振り返ってどうですか

千葉 すんごい緊張してて、ジャンプを全部降りたのはいいんですけど、最初から最後まで表情が「眉毛八の字」みたいな感じだったので、フィギュアスケートという競技をやるからには、もうちょっと表情管理というか、そういうところも、どんなに緊張しておてもできるようになりたいなって。

―どうして緊張してしまったんでしょうか

千葉 直前のインターハイで3(回転フリップ)-3(回転トーループ)でちょっと転んだのが脳裏をよぎって、それで最初不安になってたんですけど、こっちに来てから調子が良かったので、それを信じるしかないというのと、転んだらどうしようという。そのはざまで、緊張と戦ってました。

―終わった瞬間ホッとした表情を見せました

千葉 とりあえずホッとしました。

―演技の中で緊張が和らぐシーンはありませんでしたか

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スポーツ

竹本穂乃加Honoka Takemoto

Osaka

大阪府泉大津市出身。2022年4月入社。
マスコミ就職を目指して大学で上京するも、卒業後、大阪に舞い戻る。同年5月からスポーツ、芸能などを取材。