【佐藤駿の言葉】何も感じずに「早く終わったらいいな」ぐらいの感じで…/4大陸

【上海(中国)=竹本穂乃加】前回大会銅メダルの佐藤駿(19=エームサービス/明大)は、自己ベストを大幅に更新する99・20点で2位発進しました。2本目のジャンプに「練習では失敗する場面が多かった」という4回転ルッツを選択。GOE(出来栄え点)で2・63点の加点を引き出し「最初に決めたルッツを跳ぶことを貫き通せて良かった」とうなずきました。現地限定のインタビューで、今季のSP、フリー両プログラムへの思い入れについても明かしてくれました。

フィギュア

<フィギュアスケート:4大陸選手権>◇1日◇中国・上海オリエンタルスポーツセンター◇男子ショートプログラム(SP)

会見に出席した3人。左から佐藤駿、鍵山優真、チャ・ジュンファン(撮影・竹本穂乃加)

会見に出席した3人。左から佐藤駿、鍵山優真、チャ・ジュンファン(撮影・竹本穂乃加)

本番一発で決めたルッツ

――演技を終えて率直な感想を教えてください

佐藤 ここまで点数が出ると思っていなかったので、本当に満足しています。こっちに来てからルッツをどうするかだったりとか、いろいろ考えてしまって、わけわからなくなった時もあったんですけど、最初に自分で決めた「2本目にルッツを跳ぶ」ということを貫き通すことができて良かったなって思います。

SPに臨んだ佐藤

SPに臨んだ佐藤

――ルッツには苦労しているように見えました。どうやって立て直すことができたのですか

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スポーツ

竹本穂乃加Honoka Takemoto

Osaka

大阪府泉大津市出身。2022年4月入社。
マスコミ就職を目指して大学で上京するも、卒業後、大阪に舞い戻る。同年5月からスポーツ、芸能などを取材。