【吉田陽菜の言葉】「まだまだ全然見えるところにはない」語った五輪との距離感

【ハルビン(中国)=竹本穂乃加】吉田陽菜(はな、19=木下アカデミー)が銅メダルを獲得しました。フリー3位の136・44点を記録し合計205・20点。国際スケート連盟(ISU)非公認ながら自己ベストを上回った前日のショートプログラム(SP)から流れを切らさず、表彰台に立ちました。来週にミラノ・コルティナ五輪のプレ大会となるRoad to 26 Trophyを控える中、納得の出来栄えに満足感を漂わせました。

大会後には、ミラノ・コルティナ五輪に対する率直な思いも。SP、フリー後の囲み取材などの様子をまとめて「吉田陽菜の言葉」としてお届けします。

フィギュア

<フィギュアスケート:冬季アジア大会>◇13日◇中国・ハルビン◇女子フリー

フリーに臨んだ吉田陽菜(撮影・竹本穂乃加)

フリーに臨んだ吉田陽菜(撮影・竹本穂乃加)

「しっかり宇宙に届くように…」

フリーを終えて

―現在の心境はいかがですか

耐えたジャンプだったり、アクセルも転倒してしまったんですけど、最後まで気持ちを込めて強く滑ることができて、それが点数につながったと思うので、表彰台に乗れたのは素直にうれしいです。

―トリプルアクセルに挑戦しました

やっぱり降りたいっていう気持ちはあったんですけど、その後にしっかり切り替えることができれば結果にも繋がってくるっていうのは、また今回改めて感じたので、トリプルアクセルも毎日全力で取り組んで、他のジャンプだったりスケーティングも劣らずに練習したいなと思いました。

―転倒後は立て直せたと思いますが、その辺りはどう評価していますか

転倒してしまった後は1個1個忘れるというよりは、次のジャンプだったり、次の振り付けだったり、そういう部分に集中して、一瞬一瞬を大切に滑れたので、今回それが良かったかなと思います。

―今季は思うようにいかない部分もありました。そんな中で国際大会の表彰台に帰ってこられたことはどうですか

最近、結構悔しい試合が続いていたので、表彰台に乗れるっていうのは素直にうれしいことですし、昨日もペアやアイスダンスで表彰台に乗っている選手を見て、すごく頑張ろうっていう気持ちになったので、それで続けてよかったです。

―このプログラムはいつもその時の感情を出して滑っているとおっしゃっていましたが、シーズン終盤になってどのような思いを込めましたか

今日はほんとに1個1個の動きを大きく、1個1個の思いをしっかり宇宙に届くようにという気持ちで滑りました。

―この冬季アジアは、普段とは雰囲気がちょっと違う大会かと思います。振り返ってみていかがですか。

アジアのオリンピックという位置の試合でほんとにいい経験をさせていただいて、来週もミラノでプレオリンピック大会に出場させていただけるので、ほんとにこの2試合で来シーズンに活かせることはいっぱいあるかなと思います。

―いよいよミラノ五輪シーズンになります。プレ大会もありますけど、どのように臨んでいきたいですか

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スポーツ

竹本穂乃加Honoka Takemoto

Osaka

大阪府泉大津市出身。2022年4月入社。
マスコミ就職を目指して大学で上京するも、卒業後、大阪に舞い戻る。同年5月からスポーツ、芸能などを取材。