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箱根駅伝とは

 正月の風物詩となった箱根駅伝の季節がやってきた。往復200キロ以上に及ぶ長距離を大学生ランナーが襷をつないで走る。母校のため、チームメートのため、世話になった人々のため、そして沿道やお茶の間から声援を送る多くのファンのために。そしてこれまで数多くのドラマが生まれてきた。ヒーローも誕生した。84回目となる今回はどんなレースになるのだろう。20チーム、計200人のランナーから目が離せない。

 箱根駅伝の正式名称は「東京箱根間往復大学駅伝競走」。1920年(大9)、「世界に通用するランナーの育成」を目標に第1回大会が行われた。第1回大会に出場したのは東京高等師範(現筑波大)、明大、早大、慶大の4校。東京高等師範が15時間05分16秒で総合優勝した。

 出場チームは関東学連加盟大学のうち、前年大会でシード権を獲得した10校と、予選会を通過した9校に関東学連選抜を加えた合計20チーム。

 コースは東京・大手町の読売新聞東京本社前から箱根・芦ノ湖間の1日目往路5区間(108・0キロ)、2日目復路5区間(109・9キロ)の計10区間(217・9キロ)。出雲駅伝、全日本大学駅伝と合わせ大学3大駅伝と呼ばれるが、箱根駅伝が最長距離を走る。「花の2区」「山上りの5区」など名物コースはすっかりおなじみだ。例年1月2、3日に行われ、今回も日本テレビ系で完全中継される。

 歴代最多出場は中大の82回。84回中82回の出場となる。また総合優勝も中大が14回でトップ。このほか連覇も中大で6年連続。ただし6連覇を達成した40回大会(64年)以降の優勝は72回大会(96年)の1回だけ。

 歴代最高タイムは70回大会(94年)で山梨学院大がマークした10時間59分13秒。過去82回の歴史の中で唯一、11時間を切った。




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