第８７回全国高校ラグビー大会
伏見工に遠いゴールライン／高校ラグビー
- 伏見工フィフティーンの健闘を称える山口総監督
＜高校ラグビー：東福岡１２－７伏見工＞◇決勝◇７日◇花園ラグビー場
伏見工はゴールラインまでの数メートルが遠い。後半終盤、圧倒的にボールを支配して敵陣深くまで攻め込んだが、東福岡の粘り強い守備の網を突破できず、２大会ぶりの優勝を逃した。高崎監督は「取りきれなかったのはわたしの鍛え方の足りなかったところ」と選手をかばった。試合後、泣き崩れる仲間を気丈にねぎらった井口剛主将も最後は涙をこらえ切れなかった。「僕たちができなかった日本一を、次の学年に託したい」と声を絞り出すように話した。
［2008年1月8日9時17分 紙面から］
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