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ホーム準硬式野球ホーム 04'全日本選手権

今季初の完封負けで、まさかの初戦敗退

全日本大学選手権大会 1回戦 VS甲南大
8月13日(金)笠間市民球場

法  大
甲南大 ×
 

ついにこの時が来た。全日本大学選手権大会。各地区の代表が日本一を目指して激突する、熱き戦いが始まった。試合前のウォーミング・アップから、お互い気合が入る。初戦の相手は、関西地区代表の甲南大。試合は投手戦となり、両チームとも無得点のまま終盤に突入する。どちらが先に1点を取るのか、先制点が勝負の分かれ目となる展開となった。そして、遂にスコアボードに得点が刻まれた。だがそれは、法大のほうではなかった。8回、一死から安打で走者を出すと、牽制悪送球で一気に三塁まで進めてしまう。続く2番打者を空振り三振に抑えるも、3番打者へ投じた4球目。完全に打ち取った当たりは、浅い飛球となり、センターへ。中堅手が懸命に追いかけるも、ボールはグラブに収まらなかった。均衡を破る1点が甲南大に入り、その1点が勝負を決めた。好投手がいることはチームに伝わっていたが、今季に入って初めてとなる、まさかの完封負け。そして、初戦敗退という厳しい現実。試合後、選手からは悔しさがにじみ出ていた。それは持てる力を出しきっての敗戦ではなく、実力を出しきれないまま終わってしまったことに対する悔しさに感じられた。どのチームも全力で挑んでくるからこそ、何が起こるか分からない。これが勝負の世界。法大にとっては、勝つことの難しさを改めて思い知らされた試合となった。 これで日本一への道は閉ざされた。しかし、一つの終わりは、新たなる始まりへの第一歩となる。すぐに秋季リーグ戦が幕を開け、戦いは続いていく。この経験を糧に、来年度こそ日本一の座に輝くことを期待したい。


 


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