開幕直前特集!照井監督に聞く!!
いよいよ、関東大学サッカーリーグが開幕を迎えます。法大の指揮官・照井博康監督に、今年の法大をじっくりと聞きました!!
入替戦負けてしまったけれど、昨年は大きな、大事な1年だった |
ーーー昨年を振り返って、照井監督にとってどんな1年でしたか?
よかった1年ですね。選手も一生懸命頑張って、モチベーション高めて学生中心にやってたので、まぁ結果的には1部には上がれなかったですけど、入替戦も経験してチームとしては主体性を持ったチームになってきて…1部には上がれなかったけどいい1年でしたね。去年は選手はやっぱ入替戦が一番辛かったと思う。ああやって負けちゃって…男としたらああいうのは勝ちたいじゃないですか。だから勝ちたいっていう意識がものすごく出てきたと思うし、もう過ぎたことだから言えるけど、逆に負けたからこういう自覚だとか、やらなきゃいけないって意識を選手自身たちが持ってきたんじゃないですかね。
ーーー3/11〜3/20の御殿場・中京遠征はいかがでしたか?
御殿場では最初、練習や戦術の確認をして後はゴールキーパーコーチを呼んで、キーパーのトレーニングを、そんな長い間じゃなかったですけどやりました。中京では駒沢と試合をして、はじめて駒沢みたいなどんどん放り込んでくるパワーサッカーを経験したんですよ。そういう時にどういう感じで対応すればいいかも分かったから、すごいよかったと思いますね。
ーーー今年は上位4チーム昇格できることに対して、監督の心境はどうですか?
まぁ、都リーグで落ちないことが一番だよね。だから今年、都リーグに落ちないっていう安心感はありますね。でも4チームまで(昇格)だから、4チームに入るためにみんな必死になってくる。逆に怖さがありますね。みんな点を与えない、徹底して守備固めしてくるんじゃないですかね。1部でやっていくのに勢いだけでは勝てない。だから、簡単には2部には落ちないような、技術・戦術をしっかりつけていかないといけないですね。
「法政魂を持った、闘えるチームへ…『自信はあります。』」 |
ーーー1部に上がるのに必要なものは何だと思いますか?
「勝ちたい」っていう気持ちと、勝つ流れ…何て言うんですかね…試合で1点リードされても、このチーム負けないな、いずれ得点するだろうなっていうような雰囲気…そんなチームになりつつあると思うので、そこをどんどん伸ばしていかなきゃいけないですね。
ーーー監督自身、どんなチームになっていって欲しいですか?
今年は「法政魂」がチームのスローガンなんですけど、「法政魂」で闘うチーム…闘えるチームになって欲しいですね。目的意識を持って闘うっていうか、勝つことが目的になるけれどもその中でお互いに厳しい気持ちで助け合って結果を恐れず闘う気持ち…「法政魂」を持ってやっていけばいいかなって。あんまりも今までがおとなしい…勝ちたいとかあんまり分からずにサッカーをやっていた感じだったので、闘える集団、勝つ集団になってもらいたいし、強い人間性を持った集団になっていって欲しいですね。
ーーー今年はどんな戦いをしていこうと思っていますか?
選手の層は少しづつ厚くなってきてるので、相手チームに対応できるような…柔軟に対応していきたいですね。自信はあります。自信はあるけれども、周りの大学の勢いもあると思うので、その勢いに負けないことですね。
ーーー最後に今季の目標をお願いします
もう、2部優勝、全国制覇ですね。
(取材・大橋裕子)
サッカー部・照井博康監督 |
◇照井博康(てるい・ひろやす)監督◇
法政大学サッカー部OB。
法政大学卒業後より法政に勤め、現在に至る。
昨年、ヘッドコーチより監督に就任。
「負けず嫌いな監督」と選手たちも語るように、
『熱意と情熱』を持った『ハート』の熱い監督。
法大の頼れる指揮官が今季も采配を揮う!!
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