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総理大臣杯 1 回戦、全国の壁厚く、
無念の初戦敗退…

第28回総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント一回戦
法政大学 VS 浜松大学

○2004.7/6 18:15 鶴見緑地球技場 晴 観衆約150人 


1
法政大学
0 前半 0 2
浜松大学
1 後半 2

 
時間
大学
得点者
アシスト
68分
法政大
谷田悠介
(PK)
78分
浜松大
岩田卓也
84分
浜松大
三原豊昭

【警告】

23分【浜松大】原 勇作
28分【浜松大】土屋 真
38分【法政大】本田拓也
49分【法政大】野木健司
61分【浜松大】岩田卓也
80分【浜松大】小田竜也

         
法政大学 浜松大学
1 GK  為田聡史(4) 21 GK  新田悟志
3 DF  橋元 圭一郎(3) 6 DF  中井崇之
4 DF  流田 雄一郎(4)→本田(88分) 24 DF  原 勇作
6 DF  田森大己(3) 5 DF  祖父江 純太
15 DF  森川宏雄(3) 15 DF  岩田卓也
5 MF  秋本倫孝(4) 3 MF  土屋 真
8 MF  野木健司(4)→稲葉(67分) 2 MF  新井裕二→三原(71分)
14 MF  谷田悠介(3) 8 MF  渡邊 俊→小田(76分)
27 MF  本田拓也(1) 10 MF  大石哲也
10 FW  井上 平(2) 11 FW  萩田祐介→山ノ井(89分)
23 FW  市川雅彦(1) 14 FW  石舘靖樹
サブ
12 GK  清野智孝(3) 1 GK  青木智靖
2 DF  稲垣貴之(2) 20 DF  柴田慎吾
18 DF  本田勇太郎(2) 7 MF  小田竜也
7 MF  津島公人(4) 18 MF  山ノ井 隆義
29 MF  菊岡拓朗(1) 13 MF  脇嶋優樹
13 FW  柘植佳孝(3) 23 FW  小手川 正忠
28 FW  稲葉久人(1) 9 FW  三原豊昭
監督
照井博康 長谷川 健太

※( )は選手の学年です。

<初の全国大会!>
 ついにたどり着いた大阪。法大が総理大臣杯に出場するのは実に4年振り、現役サッカー部員たちにとっては、大学での初めての全国大会だ。初戦の相手は浜松大。東海第一代表だか、勝てる力は十分にある。まずは初戦に勝って弾みをつけたい。そして、法大らしいサッカーを日本中に見せつけ、1試合でも多く勝ち進んでほしい。18時15分、試合は始まった。

 

<あっけない結末>
 初戦と言うこともあり、お互い慎重な立ち上がり。しかし、その中にも、勝利への気持ちは見えていた。法大は落ち着いた攻撃で、しっかりとしたプレーを見せる。本田(拓)のフリーキックや市川のシュートは、今や法大の大きな武器。果敢に相手ゴールを狙い続ける。しかし、得点には結び付かない。一方の浜松大は、なかなか決め手がない状態。ちょっとした隙に抜け出し、数少ないチャンスを演出するも得点には至らず、互いに1点も取れぬまま前半は終了。しかし、法大のペースで進めた前半だったといってもよいだろう。後半に大きな期待がかかる。

 後半開始直後は、流れが定まらない状況が続いた。良いプレーはみせるのだか1点とまではいかない、そんな時間帯が続いた。混沌とした中から先に脱出したのは法大だった。後半23分、ファウルでPKを得た法大。先制して、相手に大きなプレッシャーをかけたい場面である。キッカーは谷田。冷静に決めて1ー0。法大が初戦突破を引き寄せた。今度は流れからの点を得たい法大。追加点でダメ押しをしたい時間帯でもある。全員で攻撃を続けるが、追加点はなかなか奪えない。そして33分、浜松大にフリーキックのチャンス。一度はクリアしたものの、こぼれ球を決められ1ー1と追い付かれてしまった。一気に盛り上がる浜松大の選手たち。相手を波に乗せるような事だけは避けたい。しかし、追いつかれたという動揺があったのだろうか。34分、悲劇は起こった。浜松大に追加点を許してしまったのだ。最悪の時間帯に最悪の展開。なんとか攻めて試合を振り出しに戻したい法大。しかし引いて守る浜松大の壁は厚く、打ち破る事は出来なかった。1ー2で試合終了。初戦突破はならなかった。

<秋のリーグ戦へ>
 苦労して手に入れた総理大臣杯への切符が、一瞬にして消えてしまった。圧倒的な力の差があったわけではない。勝てる試合だっただけに悔やまれる敗戦だった。もっと、全国で活躍する法大サッカー部を見ていたかったというのが本音だが、彼らにとって、全国の舞台で戦えたことは、貴重な経験になったことだろう。9月からはリーグ戦が再開する。この悔しさと経験を忘れずに、また新たな気持ちで戦っていってほしい。優勝して1部昇格!!秋のリーグ戦では、総理大臣杯では見られなかった選手たちの笑顔を楽しみにしている。 

 



◆監督・選手の試合後のコメント◆




・照井博康監督 「私自身、この大会すごく期待していただけに、すごく残念…。4年ぶりに総理大臣杯出場とあって選手は緊張していた。今日は点の取られ方もよくなかった。(今日の敗因は)相手のほうが個々の選手が勝ちたいという気持ちが高かったと思う。試合後、4年生にとっては最後になった全国大会だけど、いい経験になったし、1〜3年生は来年もあるし また頑張っていこうと話しました。今後の予定はまだ未定だが、後期リーグにむけてまた頑張っていく。」

総理大臣杯 取材班 大橋・山里・菅野