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接戦ものにできず…日大にドロー
前期2位で折り返し

第78回 関東大学サッカー2部リーグ 第7節
法政大学 VS 日本大学

○2004.5/22 14:10 埼玉スタジアム2002第2グラウンド 雨 観衆約250人 


1
法政大学
0 前半 0 1
日本大学
1 後半 1

 
時間
大学
得点者
アシスト
86分
日大
北村 仁
照沼宗大
87分
法政大
市川雅彦

【警告】

3分【法政大】本田拓也
7分【法政大】流田雄一郎
22分【日大】塩田悠一
62分【日大】横内洋樹
67分 【法政大】本田勇太郎
86分【法政大】稲垣貴之

         
法政大学 日本大学
1 GK  為田聡史(4) 1 GK  横内洋樹
3 DF  流田雄一郎(4) 2 DF  亀田隆道
4 DF  橋元圭一郎(3) 3 DF  岩瀬浩介
16 DF  稲垣貴之(2) 4 DF  塩田悠一
28 DF  本田勇太郎(2) 17 MF  山内大輔→北村(45分)
8 MF  野木健司(4)→稲葉(81分) 7 MF  飯田 諒→荒牧(82分)
17 MF  田森大己(3) 35 MF  中村 翼
34 MF  本田拓也(1)→常盤(30分) 15 MF  大場裕介→照沼(78分)
10 FW  蔭地弘貴(3) 10 MF  宮崎 渉
24 FW  井上 平(2) 16 MF  山田 亮
32 FW  市川雅彦(1) 9 FW  横山祐次
サブ
12 GK  清野智孝(3) 21 GK  折見健治
22 DF  小笠原 悟史(2) 23 DF  小島拓巳
7 MF  津島公人(4) 24 MF  荒牧太郎
21 MF  常盤亮介(2) 18 MF  宮下宗則
33 MF  菊岡拓朗(1) 36 MF  北村 仁
18 FW  柘植佳孝(3) 11 FW  山口 健
30 FW  稲葉久人(1) 13 FW  照沼宗大
監督
照井博康 馬渕剛行

※( )は選手の学年です。

<勝って首位ターンを!>
 前期最終節の舞台は埼玉スタジアム2002第2グラウンド。法大は前節の明大戦で連勝は止まり2位に順位を下げた。前期を首位で折り返し、選手権に気持ち良く臨むためにも早期にチームの立て直しを計る必要があった。その為にも結果だけでなく内容も求められる試合であった。「連勝」という余計なプレッシャーからは解放され、選手は伸び伸びとプレーできるはずだった。相手の日大も未だ昇格圏内のものの前節、東農大に大敗しているため連敗は避けたい。

  <攻めきれない、もどかしい前半>
 小雨が降り、季節に合わない寒さの中でキックオフ。試合開始早々、そんな流れを断ち切るような警告・イエローカードが主審から次々と提示される。累積警告による出場停止から復帰したばかりの本田(拓)が3分に、久々の先発となる左サイドバック流田が7分にイエローカード。本田(拓)は攻撃面での貢献度は相変わらずの高さだったものの、持ち前のフィジカルと読みを生かしたディフェンスというのは発揮しにくくなってしまい、前半30分で同じボランチの常磐と途中交代。
 前半は右サイドからの攻撃が多く見られたせいか、流田は落ち着いてディフェンスに専念し上手く相手を封じ込めた。前半は相手にもイエローカードが2枚提示された。一方的にボールを支配するも決定的な場面は見られず、シュートも精度を欠くものであった。対する日大は時折、見せるカウンターが鋭く、セットプレーでのチャンスも作り出した。攻めてはいるが決めきれず、良い流れとは言えないまま前半終了。

<市川のゴールで1−1に>
 後半も曖昧な判定に苦しめられ、試合展開が安定しない。左サイドから流田、蔭地、井上のコンビネーションから多くのチャンスを作るものの、相手の激しく粘り強い守備によりゴールには結びつかない。そして、不用意なパスミスやドリブルを奪われ、カウンターを受けてファールで止める、という場面が増える。嫌な流れのまま時間が過ぎる。そんな中、稲垣の不用意なファールから、相手にフリーキックを与える。そのボールを繋がれ、ペナルティエリア内での混戦からこぼれ球を強引に決められる。すぐさま、法大も怒濤の攻撃を見せる。そうして奪ったコーナーキックから、これもペナルティエリア内での混戦からのこぼれ球を市川が決めて同点とする。失点から1分後であった。その後も攻め続けるものの、タイムアップ。法大は前期を2位で終える事となった。


<本当の勝負、後期にむけて…>
 選手権、そして後期リーグに向けて、安定しないディフェンスラインの整備が急務となるだろう。法大は毎試合得点をあげているが、その分だけ失点もしている。大味な試合ばかりではなく、このような接戦をものにしていかなければ去年のように後期で苦しまなければならなくなる。1年間勢いが続く事はない。リーグ戦はチームの総合力が試される。その為にも守備を含めた、チーム力の底上げを計らなければならないだろう。



◆監督・選手の試合後のコメント◆



・照井博康監督 「今日は攻撃陣の焦りもあった。1点入れられて、このまま試合が終わってしまうとも思えたところで、1点返したところは評価したい。(前期を振り返って)結果は前期2位だけど、去年より成績よく折り返すことができた。随分メンタルもついたと思う。こういうのは突然、爆発的に強くなるものじゃない。だけど徐々に確実にメンタルは強くなってきている。後期が勝負だから、まだまだ。後期にむけて、DFラインなど一つひとつ課題を克服、しっかりと立て直していく。来週からの選手権は全国にむけての予選でトーナメントってこともあり、選手たちはまた違ったモチベーションで闘えると思う。」
・GK為田聡史 主将 「チームのこともあるが、まずは自分のコンディションを上げることが大事。明治戦では自分のミスもあったし、そういう点を早く修正したい。前節の敗戦で落ち込んだり、へこんだりしたヤツもいたが、火曜のミーティングで『これで全てが終わったわけじゃない。立て直そう』と言うようなことを話した。明治の結果は知っていた。だからかなり気合いが入っていたが分けてしまった。後期までに選手権もあるし、みんなで話し合って立て直したい。」


★現在順位: 2位〔→5勝1分1敗・勝点16・得失点差+8〕

 

◆前期5勝1分1敗、2位で折り返し

※後期の日程等、発表され次第掲載致します。


次なる戦い

■関東大学サッカー選手権大会(総理大臣杯関東予選)1回戦 ■

5/30(日)vs東洋大 in順天堂大学グラウンド 15:10〜キックオフ!!