センバツ王者常葉菊川がＶ／神宮大会

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＜神宮大会：常葉学園菊川５－４横浜＞◇最終日◇１４日◇高校の部決勝◇神宮

　今春センバツ王者の常葉学園菊川が、０６年センバツＶの横浜に競り勝った。２－１で迎えた８回裏、上嶋健司一塁手（２年）の右前適時打に敵失も絡んで３得点。９回表に３ランを浴びたが、１点差で逃げ切った。森下知幸監督（４６）は「１球で３点を奪い、１球で１点差になった。重みを知ったと思う」と話した。

　１３日に全身けいれんで退場した栩木（とちぎ）雅暢捕手（１年）に代わって、新チーム初先発となった石川凌捕手（２年）が、強気の内角攻めで戸狩聡希投手（２年）を好リードした。夏の甲子園で４強入りしたチームからレギュラー５人が残った。控えの底上げをしながら、来春センバツの連覇を狙う。

［2007年11月15日9時14分　紙面から］

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