カブスのダルビッシュ有投手(33)が先発し、4回途中4安打1失点、3四球4奪三振の成績だった。

1回、先頭打者に詰まった安打を許したものの、後続を二ゴロ併殺、空振り三振に仕留めた。

2回は、3四球を与えたが、盗塁死、見逃し三振、中飛に抑え、無失点で切り抜けた。

3回は、1死後、捕手の打撃妨害、内野安打で走者を背負いながら、中軸を右飛、空振り三振に抑えた。

4回無死から、2者連続で内野安打を許したところで交代。救援投手が走者1人をかえしたため、ダルビッシュの失点となった。

球数は70球。

最速は98マイル(約158キロ)。

細かい制球が定まらなかったものの、交代後のダルビッシュに悲観的な部分はなかった。「明らかなボール球という感じはなかった。ここ最近は、慣れないランニングもやってて、ちょっと疲れがたまってるという感じがするので、これからはシーズン通りの調整をして疲れを抜いていきたいと思います」と振り返った。

さらに、自らSNS上で走り込みの必要性などについて議論し合っていることもあり、「今回思ったけど、やっぱりランニングは自分には合わないなと思いました」と笑わせた。【四竈衛】