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稼頭央がアストロズ、カブスと直接交渉

 ロッキーズからFAになった松井稼頭央内野手(32)が、アストロズ、カブスの2球団と直接交渉した。21日付のシカゴ・サンタイムズ電子版などが伝えた。アストロズのウエイドGMとカブスのヘンドリーGMがそれぞれ稼頭央の自宅があるカルフォルニア州ロサンゼルスを訪れ、いずれも20日に本人と会って契約交渉。同紙によると、ヘンドリーGMは市内のゴルフ場内にあるレストランで昼食をとりながら話したという。

 両球団とも二塁の補強が重要課題。同紙は稼頭央が「ロ軍の2年700万ドル(約7億7000万円)の残留要請を断り、1100~1500万ドル(約12~16億5000万円)の3年契約を提示する球団を探している」とも報道。カブスは既に3年1440万ドル(約15億8000万円)を提示していると伝えられているが、複数球団の競合で、金額がつり上がる可能性もありそうだ。

[2007年11月22日9時14分 紙面から]

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