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FA黒田がドジャース関係者と接触

 大リーグ移籍を視野に広島からFA宣言した黒田博樹投手(32)が20日に国内でドジャース関係者と接触していたことが21日、明らかになった。ドジャースは黒田獲得に熱心で移籍先の有力候補の1つとみられる。

 黒田は現時点ではメジャー移籍か広島残留かの結論を出していない。今月末には契約する米大手エージェントのオクタゴン社の代理人が来日し、黒田本人と面会。そこで公式オファーを出したすべての球団名や提示条件などを把握し、総合的に判断する。

 ドジャース、マリナーズのほかにダイヤモンドバックス、ロイヤルズ、カブスなど10球団前後が興味を示している。メジャー全体で先発投手が不足している事情もあり、完投能力のある右腕への関心は高い。黒田は月末の代理人との会談で移籍先を絞り込む予定。その前後に広島側には移籍か、残留かの意思を伝えるとみられる。

[2007年11月22日9時15分 紙面から]

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