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「松井トレード」代理人がカギ握る

 【ニューヨーク7日(日本時間8日)=千葉修宏】ヤンキース松井秀喜外野手(33)のジャイアンツとのトレード問題では、代理人のアーン・テレム氏の存在もカギとなりそうだ。現時点では松井の年俸の高さ1300万ドル(約14億3000万円)や、ジ軍が出せる選手をヤ軍側が了承するかなど、トレード締結までには様々な関門がある。

 最大の問題は、松井の「ノートレード条項」といわれている。本人が破棄しない限り、トレードは成立しない。あるヤ軍関係者は「テレム氏が、ジアンビと松井がDHを争う状況を黙って見ているわけがない」という。キャッシュマンGM、ジラルディ監督の構想では、来季布陣は守備重視。松井はヒザの状態によるが、左翼の定位置をデーモンと争う形、ジアンビは一塁をダンカン、ベテミットらに明け渡すとみられている。

 必然的に松井とジアンビはDHのレギュラーを争うことにもなる。だが2人の代理人は同じテレム氏。両選手が出場機会を奪い合えば、選手にとって、そして選手の成績をもとに交渉する代理人にとってもマイナスだ。ヤ軍関係者は、もしトレードの話が進行した場合には「そこでテレム氏は、松井が条項を破棄する方向に持っていくのではないか」とみている。地元紙に「トレードについては何も聞いていない」と話しているテレム氏の動向にも注目が集まる。

[2007年12月9日9時6分 紙面から]

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