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松井右ひざ順調回復も筋肉不出来
ヤンキース松井秀喜外野手(33)は11日(日本時間12日)、ニューヨーク市内の病院で昨年11月に受けた右ひざの検査を受けた。異常はなく、順調な回復を伝えられた。一方で、患部周辺の筋力は戻りきっておらず、キャンプ初日に別メニューの可能性もある。レギュラーを約束されていないメジャー6年目、期待と不安を胸に今日キャンプ地フロリダ州タンパに入る。
検診を終えた松井は淡々と事実を受けとめた。「(可能性は)ゼロではないんじゃないですか」。キャンプインまで1週間、別メニュー調整の可能性を問われると、言葉をかみしめるように答えた。
渡米後に約束されていた執刀医による検査。エックス線撮影などは行わなかったが、手術した右ひざ患部に異常はなく、順調な回復が伝えられた。それでも心にある不安を消し去ることができない。「まだ野球をやっていないわけで、どこまでできるか分からない。全力で走るとか、ジャンプとかは、いきなりできるとは思っていない」。
今後のスケジュールはチームドクターやトレーナとの話し合いによって決まる。執刀医からも「最後に無理をしないように。ちゃんと段階を踏んでやるように」と伝えられた。
2年連続けがに悩まされたこともあり、日本で過ごしたオフのトレーニングでは例年とは違い、屋外での打撃練習などは行わずに、屋内でのリハビリテーションとトレーニングに時間を費やした。
手術した右ひざ周辺の筋力トレーニングでは、巨人時代に痛めた経験のある左ひざとのバランスを考えて鍛えた。「目の前のできることを少しずつ、やってきました」。トレーニング中、筋力の回復が思わしくない時にはいら立ちを感じることもあった。
過去5年間とは違い、周囲の状況、また自らの立場も変化した。監督が交代し、若手も台頭。5年間で4度の100打点以上を記録する松井だが、レギュラーは約束されていない。チーム内では左翼と指名打者(DH)を位置づけられているが、左翼にデーモン、DHはジアンビと強力な競争相手が控えている。「いい形でキャンプインできるように、(キャンプまでの)1週間をしっかり過ごしたい」。真価が問われるメジャー6年目が間もなく始まる。
[2008年2月13日9時22分 紙面から]
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