東京6大学の明大が15日、静岡・沼津でキャンプを始動させた。今秋のドラフト候補に挙がる柳裕也投手(3年=横浜)をエース兼主将に、東京から移動するや、即練習を開始した。

 柳は「僕がしっかり投げることで、チームを引っ張っていければ」と話した。 昨年は春、秋とも早大に優勝を許した。善波達也監督(53)は「捕手と、柳に続く投手が出てくるかです」と話した。高山、坂本(ともに阪神)上原(日本ハム)ら主力がごっそりと抜けた。その穴をどう埋められるか。

 U18高校日本代表の森下暢仁投手(1年=大分商)も沼津に帯同しており、新戦力候補の1人だ。その森下は「早く神宮で投げたいです」と話していた。