ロッテは24日、拳銃の実弾を所持していたことで21日に銃刀法違反で現行犯逮捕されたヤマイコ・ナバーロ内野手(28)のヒアリングを千葉市内のホテルで行った。

 その中で、所持していた実弾が1発ではなく2発だったことが判明した。同時に沖縄県警・豊見城署からも同様の連絡が球団に入った。那覇地方検察庁は、2発であったことを確認した上で釈放の判断をしていたそうで、実弾の数によって処分が変わることはないと説明を受けたという。

 1時間ほどのヒアリングを行った林信平球団本部長(54)は「落ち込んでいた。まず謝罪の言葉が出てきた。野球をしに来たのに、それ以外のことで迷惑をかけてしまい申し訳ない。活躍して恩返ししたいと、何度も繰り返していた」と様子を話した。ナバーロは心身ともに疲労困憊(こんぱい)のようで、数日は静養の予定。今後については起訴されるかどうかなども含めて判断する予定で、現段階では未定だという。