東大のエース宮台康平投手(3年=湘南)が立大を5安打完封した。

 同投手は先月30日の慶大戦以来の登板。中6日と休養十分で、初回から最速145キロをマークして、立大打線を牛耳った。被安打わずか5本。8三振を奪った。

 自ら打っても3安打。7回無死二塁では右中間に二塁打して2点目をたたきだした。エースに引っ張られこの回、さらに2安打と犠飛で計3点を奪い、勝負を決めた。

 同投手は今季初勝利で、初の完封勝ち。昨秋の法大戦に続く通算2勝目となった。東大投手の完封は05年秋の開幕戦で松岡投手が早大を1-0で完封して以来のことになる。

 今季の東大は4月18日の明大戦で白星を挙げており、これで2勝目。シーズン2勝は08年秋以来8年ぶり。明日8日の2回戦で02年秋以来14年ぶりとなる勝ち点を目指す。