阪神が交流戦最下位をまぬがれた。不振のゴメスの代役として一塁先発に抜てきした原口の起用が的中。8回、決勝2ランで苦しい接戦を逃げ切った。交流戦のラストゲームを制したが、パ・リーグ相手に7勝11敗。

 金本知憲監督(48)は「パ・リーグは強かったけど、正直バントができないとか、エンドランができないとか、ミスで負けた試合が多かった。僕の采配ミスを含めて。これは負けたんだから。負け越したわけだから、すべて僕が悪い」と苦戦の責任を口にした。

 交流戦前は勝率5割だったが、借金4を背負って、再び同一リーグ戦へ。24日から首位広島とマツダスタジアムで3連戦を控える。指揮官は「3つ取るつもりでいきます」と語気を強めた。