阪神が甲子園の巨人戦で勝てない。この日は先発能見-坂本のバッテリーが3回途中6失点KO。攻撃も先発内海に11三振を喫するなど、原口のソロ1点に終わった。

 金本知憲監督(48)は相変わらずの貧打について「何て言えばいいの…」としばし絶句。「バッターも駆け引きしないとね。何回も言ってるけど、漠然と甘い球だけを拾おうとしても、全部打てるわけがない。甘い球なんか来ませんから」と厳しい表情で奮起を促すしかなかった。これで今季甲子園での巨人戦は6戦1分け5敗。球団ワーストの7戦未勝利まであと1に迫ってしまった。