阪神が07年以来の広島戦8連敗を喫した。

 守り負けだった。2点ビハインドの5回1死後、ルナが盗塁を試みたが、二塁ベースカバーに入った鳥谷が捕球できずに後逸。得点圏への走者を許してしまい、失点に結びついた。

 金本知憲監督(48)は「なぜ、あれをスルーするのか。普通はスルーしない。アウトのタイミングだっただけに。これだけケガ人が出てきて主力が減ってきているんだから。やらないといけないし、打たないといけない。ノーバウンドをスルーしているようではダメ。特に若い選手が多いんだから」と苦言を呈した。この日は広島に4盗塁を許し、完敗した。