楽天菊池保則投手(26)が、6回8安打2失点と粘りの投球で今季初勝利を挙げた。昨年9月に右肩痛を発症し、今春は2軍スタート。昨年8月以来、約1年ぶりのうれしい白星となった。

 3回には近藤、中田にソロ2発を許したが、要所を締める投球で逆転を許さなかった。試合前のキーマンに挙げていた大谷には内角を有効に使い、4打数無安打と完璧に押さえ込んだ。

 「ケガでなかなかピッチングができず、悔しい気持ちがありました。今は投げられてうれしいです。今日は野手の方に助けてもらったので、先発としてはもっと長いイニングを投げられるようにしなければ。これから投げる試合を全部勝つつもりでいきます」と次回登板に気持ちを向けた。