阪神金本知憲監督は北條に試合用バットより重くて長い3種類のマスコットバットをプレゼントした。
「植田海が来たから(今年は)もういいよ。よう頑張ったな。お疲れさん!」とジョークをいいながら、960グラム、90センチと980グラム、92センチの超重量型バットと監督が現役時代に使っていたお宝の1本までプレゼントした。
「重いティー用のバットをね。長いのと短いのと。この秋しっかり振ってもらおうと思ってる」。
「捉えるセンスはある。スイングする力がつけば本当に楽しみ」と期待は大きい。
1軍に合流した20歳の2年目植田は今季2軍公式戦で成功率100%の12盗塁をマーク。「代走で盗塁をね。失敗0なんでしょ?」。
「スイッチに変えて1年の打撃はまだ大学2年生だけど、守りも相当うまいらしいね」。
目標に広島の先輩OB正田氏の名前も挙げ、「内野手で足が速くてプロに入ってスイッチになった。正田さんぐらいの練習量をやれば、もしかしたら」。