オリックスのドラフト1位、山岡泰輔投手(21=東京ガス)がキャンプ実戦2戦目で初失点を喫した。26日の韓国・斗山戦に先発。1、2回は無失点で終えたが3回は2死から3連続適時打を許して3点を奪われた。この回から初めてチェンジアップを交えて、投球リズムを乱した。

 「伊藤さんと(バッテリーを)組むのが初めてでどういう感じか分からなかったので、2回までは直球とスライダーだけでいった。3回に他の変化球を入れたら、真っすぐとスライダーの精度が悪くなってしまった。修正できなかった」

 厳しい顔で反省を並べたが、福良監督は「試したいことをやった結果。課題が見つかったから良かったんじゃないか」と評価。開幕ローテ候補という位置づけは変わらないとした。次回は3月4日のWBC中国代表戦で先発する予定。