序盤に3点を先制されながら、中盤4回に追い付き、6回に勝ち越した。3、4月の月間勝ち越しを決め、首位陥落の危機を脱した広島緒方孝市監督(48)の談話は以下の通り。

 緒方監督 ヒーローは守備だね。いい守備で助けてくれた。福井はお立ち台に上がっているけど、毎回走者を出して本当にバックに助けられた。彼自身も開幕ということで、いろいろ思いがあったと思う。反省は多いね、はっきり言って。守備が投手を助けた。盛り立てた。アツ(会沢)もね1本いいところで打ったから、これだけ失点した中でも報われたでしょう。

 -3点差を逆転。

 緒方監督 こういうゲームはそうそうできるわけじゃない。(先発福井には)本塁打の後の2イニング目から落ち着いて投げてほしかった。ましてや投手に四球を出してからああいう失点とか。反省多き内容で、次回ちょっと頑張ってもらいましょう。

 -代打策が成功。

 緒方監督 昨年から言い続けているけど、うちはプレーボールがかかったらスタメンとか、ベンチスタートとか関係ない。その試合の勝利に向けて、全員が戦う意識でスタンバイしてくれている。みんながそういうと役割、出番でしっかり結果を残してくれて、今日は打ち勝てた試合だった。

 -3、4月の勝ち越しを決めた。

 緒方監督 関係ないね。ちゃんとした形の試合をしないと。勝ち越しどうのこうのじゃない。また明日以降しっかりね。