阪神エリック・キャンベル内野手(30)が来日初スタメンで初タイムリーを放った。

 「5番一塁」で先発出場し3回には左翼へ初安打を放った。迎えた7回2死三塁、田中健のカーブを左前適時打にした。代走の荒木郁也内野手(29)と交代しベンチに帰ると、ハイタッチの嵐と大声援に迎えられた。

 初めてのお立ち台では「ナイスバッティングでした」とインタビュアーに声を掛けられて「アリガトウゴザイマス」。左手首けんしょう炎を発症し2軍での調整が続いていたが、25日に1軍に初昇格すると代打で初出場。2戦目のこの日に初スタメン、初安打、初適時打と上り調子だ。「ファンのみなさんにたくさんの声援をもらえてうれしい。素晴らしいところでやらせてもらってるのでチームとしても勝って、もっとファンの方を喜ばせたい」と穏やかに笑った。【磯綾乃】