阪神鳥谷敬内野手(35)が顔面死球を受け、流血するアクシデントが起きた。

 5回1死三塁の場面で打席に立ったが、巨人吉川光の2球目144キロ直球が右側頭部付近を直撃した。鳥谷はうずくまったまましばらく動かず球場は騒然。金本監督も血相を変えて一塁ベンチを飛び出した。

 担架も用意される中、鳥谷は自力でベンチへ。そのまま途中交代し、5回裏終了後、タオルで鼻付近の出血を押さえたままクラブハウスに引き揚げた。

 試合中に病院へ向かった鳥谷ついて、金本監督はボールが当たった箇所は「鼻だと思う」と説明。「(検査の)結果は聞いていない」と話すにとどめた。

 鳥谷は歴代2位となる連続試合出場をこの日で1794試合に伸ばした。