中京大(愛知)は富士大(北東北)を4-2で破り、1982年の第31回大会以来、36年ぶりの初戦突破を果たした。

 5番池田鏡介捕手(4年=愛知啓成)のソロで先制。ラッキーな安打と犠打などで2死三塁とすると、9番の井戸田智也内野手(1年=鹿児島実)の左前適時打で2点目を奪った。井戸田は3安打3打点の大暴れで勝利に貢献。半田卓也監督は「平成も残りわずかですし、勝てて良かったです。自分が選手の時から勝てなかったので…。全国大会で勝つのは本当に大変なことだとあらためて感じています。初戦突破にOBの方々も喜んでくださっていると思う。井戸田はバランスのいい選手。1年生ということで負担を軽くする意味でも9番に置いていますが、将来は中心になってもらいたい」と振り返った。