右肩痛から復帰を目指す広島大竹寛投手(27)が5月の交流戦で先発復帰することが決定的になった。16日はマツダスタジアムで行われた全体練習に参加し、ポール間のダッシュなど下半身強化メニューに明け暮れた。野村監督は「とにかく素晴らしいボールを投げるという報告。期待しているし、近々投げるのは間違いない」と明言した。2軍戦では5試合に登板して防御率1・83と格の違いを見せつけている。大野投手チーフコーチも「(肩が)おかしい時期を通り越して回復具合がいい状態になっているという判断」と期待を寄せる。右肩の回復ペースを判断して登板日を探るが、09年10勝右腕の大竹も「これまでと同じで、できることをしっかりやりたい」と意気込んだ。