広島石原慶幸捕手(32)、天谷宗一郎外野手(28)、福井優也投手(23)が10日、岡山・倉敷市内の倉敷市民会館で催された高校球児対象のシンポジウム「夢の向こうに」に参加した。午後1時から約3時間、それぞれの部門について野球論を熱く語った。ワンバウンド投球の捕球方法について質問を受けた石原は身ぶり手ぶりで球児を指導。「目をつぶってないか?

 先発投手が一生懸命投げた球。目をつぶって捕ってはいけない」と諭すように話した。左打者のスイングをチェックした天谷は自らバットを持って実践し「(回転時に)いかに左肩を見せないかが大切。それで強い打球は打てる」と強調。3選手ともに名コーチぶりを発揮した。