<広島4-0巨人>◇3日◇マツダスタジアム

 広島大竹寛投手(28)が、本拠地開幕戦で初勝利を挙げた。緩急を付けた投球で、巨人打線を翻弄(ほんろう)。5回2死一、二塁のピンチもジョン・ボウカー外野手(28)を、139キロの直球で遊ゴロに仕留めた。7回5安打無失点、110球の力投だった。「地元開幕戦だったので、絶対に勝ちたかった。これからも、どんどん勝っていきたい」と、お立ち台で喜びを語った。広島が本拠地開幕戦で勝利するのは、02年以来10年ぶりだった。