<阪神9-9ロッテ>◇30日◇甲子園

 阪神が6点差から引き分けに持ち込んだ。4回までに1-7と大量リードを許したが、その裏に相手のミスや、幸運なヒットなどで5点を返した。その後、突き放されたが、8回に鳥谷の適時打と相手失策などで同点に追いついた。「いけるところまでいったというか、やることはすべてやった。よく、あきらめないで最後まで追いかけた」。和田豊監督(49)は、粘りを見せた打線に一定の評価を与えた。