<広島3-0DeNA>◇22日◇マツダスタジアム

 広島野村祐輔投手(23)がチームの連敗を4で止めて9勝目を挙げた。6回無死一、二塁のピンチを迎えたものの、後続を抑えた。7回無失点に「調子はよかった。低めをつけたのでよかった」と振り返った。チームでは、97年沢崎以来となる新人2ケタ勝利に王手をかけた。07年夏の甲子園決勝で広陵のエースは佐賀北相手に際どいボール判定と満塁弾に泣いた。ちょうど5年後のこの日にプロのマウンドで成長した姿を見せた。