<ロッテ1-10ソフトバンク>◇24日◇QVCマリン

 ソフトバンクが10安打10得点で快勝した。大隣とロッテ成瀬の投手戦は1つのプレーで大きく流れが変わった。6回、無死二塁でバントの構えの本多が見逃すと、二塁走者高谷が飛び出したが、里崎が二塁へ送球する間に三塁を奪った(記録は盗塁)。本多の中前先制適時打で打線に火がつき一挙5点。リリーフ陣も打ち崩し大量点を奪った。それでも、前日23日西武戦はドイルの暴投と細川の悪送球で敗戦しただけに、秋山幸二監督(50)は「ひとつのミスで流れが変わる?

 そう言ってただろ。(高谷の走塁は)ミスはミスだ」と厳しい姿勢を見せた。首位日本ハムも勝ったため2・5差は変わらなかった。